【要注意】マイコプラズマ急上昇中!乾いた咳に気をつけよう。【2016】


国立感染症研究所によると、先月から今月にかけて例年と比べマイコプラズマ肺炎の患者さんが急増しているといいます。

そもそも、マイコプラズマ肺炎はなんなのか?

そして、どのような対応や予防が有効的なのか、それを今回まとめてみました(^ω^)

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マイコプラズマの流行時期はオリンピックと同じという噂

昔は日本でマイコプラズマが流行する年がほぼ4年に1回だったことから、「オリンピック肺炎」とも呼ばれていました。
しかし、最近ではその傾向も薄れており毎年一定の患者さんがかかる病気になっています。

その原因としては、以前効果があった抗菌薬が効かなくなってきたというのがあげられています。
その割合は50%ともいわれており、抗菌薬の変更をしている医師もでてきています。
しかし、そのような治療法を理解したところで、自分達にはなにもできませんよね。

病院に行って「マイコプラズマですか?」と聞くのも1つです。
しかし「違うと思いますよ」と言われて終わってしまっては、とんだ時間の無駄遣いです。

そこで、今回はどれくらいの症状があれば病院へ行き、治療を受けた方が良いのかを説明します。

マイコプラズマの症状

マイコプラズマ肺炎というくらいなので、気管支炎や肺炎を引き起こします。
気管支炎や肺炎は、読んで字のごとく気管支や肺に炎症を起こします。

炎症を起こす部位には「マイコプラズマ」という微生物が潜んでいます。
微生物は身体にとって異物なので「痰」や「咳」として身体の外に出そうとします。

これが症状として咳を引き起こす原因です。

しかし、マイコプラズマ肺炎の場合、痰はあまり出ません。
咳を出させる毒素の影響が強いため、空咳がでやすいといわれています。

身体にとって異物が侵入した場合、免疫細胞が戦います。
免疫細胞は40度に近いほど、活躍が出来る性質を持っています。
そのため、マイコプラズマ肺炎の症状として「発熱」があります。

以上をまとめると、マイコプラズマ肺炎の症状は以下の通りです。

 

  • 空咳

 

 

 

  • 発熱

 

 

症状だけで「マイコプラズマ」と決めつけないでください

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実は、空咳や発熱だけでは他の疾患の可能性もあります。
そしてそれは、抗菌薬が効かず、経過を見るだけで治っていく症状の可能性もあります。

つまり、空咳や発熱があるからといって、病院へ行くと市販薬と同じような薬をもらい、おしまいになる可能性があるのです。

そこでのポイントはずばり、咳が出る期間です。

単なる風邪なのか、あるいはマイコプラズマ肺炎なのか?という見極めポイントとして
1週間以内に治まらない咳の場合、単なる風邪ではなくその他の疾患の可能性が高いです。

3週間以上といっている先生もいます。

しかし、マイコプラズマや百日咳など流行している時期に3週間以上様子を見るのは、周囲に対して感染させる可能性もあるのではないか?と私は考えます。

このことから、以下の点に当てはまる場合病院への受診をお勧めします。
「1週間以上にわたり発熱と空咳が続いているとき」

周りにマイコプラズマの人がいないのに、私だけ?

インフルエンザかも知れないとおもって、病院に行くと必ず聞かれませんか?

「周りにインフルエンザの人がいませんか?」と。

実は、マイコプラズマの場合周囲にマイコプラズマの人がいない可能性があるのです。

それは、マイコプラズマの潜伏期間に原因があります。

マイコプラズマが身体の中に入ってから、症状が出るまでの期間はおよそ1週間から3週間とされています。

したがって、周囲にマイコプラズマの人がいて、その微生物が自分の身体に入ったとしても・・・・・・

発症するのは1週間から3週間後なのでほぼ気がつきません。

「周りにマイコプラズマの人がいない」

というのは、「マイコプラズマ」を否定する材料にはならないのです。

じゃあ、かかるまで我慢しろっていうの?

そ、そんな乱暴なことは言いません。

マイコプラズマにどのようにかかるかというと

マイコプラズマに感染している人の咳やくしゃみをあびたり
感染している人の触れたものを、自分が触れて食べたりすると
ノドにマイコプラズマの微生物が付着して感染します。

したがって、ノドにつかないようにマスクをすること。
口に運ばないように、手洗いをすること。
そしてノドについた微生物を洗い流す目的でうがいをすることです。

マスクをしている人って、それだけで油断している傾向があります。
だから、平気で手洗いやうがいもせず過ごしているんですよ。

マスクは万能ではないです。

 

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空咳が出て1週間で治まるまでの間は結局我慢?

そうですね、というと辛いですよね。

僕は乾いた咳で辛いときは「麦門冬湯」という漢方薬を飲むことにしています。
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漢方薬の効果で、のどを潤す効果があり、乾いた咳に効果的なのです。

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また、ノドに少し痒みを感じる場合、アレルギー性の可能性があります。

そういうときの乾いた咳は、抗アレルギー剤を飲んでしまいます。
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もちろん、薬局で売っています。

私は、こういう流行期にむやみやたらに病院へ行かない方が良いと思うんです。

単なる風邪で受診して、インフルエンザにかかったらいやでしょう?

まとめと諸注意

マイコプラズマが流行しています!
乾いた咳と発熱が1週間以上続く場合、風邪以外の疾患が考えられるので病院を受診しましょう。

心臓病、呼吸器疾患などの持病をお持ちの方、60歳以上の方は、無理をせず病院へ受診しましょう。
その際、必ずマスクを着用してください。

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ABOUTこの記事をかいた人

マツイ ケンジ

救命センターの看護師。英国型のナーシングホームをやりたい。アロマなどを用いて西洋医学一辺倒ではないケアを提供することが目標。学園祭で講演会を1人で企画運営し成功させた。アトピー性皮膚炎の患者指導も研究している。