私は出来ているという勘違い

いつも、3日坊主の私

ジョギング、筋トレ、ジム通い。理想的な体型を目指して、誘ってくれる彼らに、私はすぐ愛想を尽かしてしまいます。周りの皆は、そんな私のことをみて、3日坊主とあざけわらうのです。皆さんは、どうやって習慣化してますか。

なにをやっても間抜けな私

鉄棒の逆上がりや運転免許の取得など、怒られながら、泣きながらこなしてきました。出来るようになるまで、すごく時間がかかる。教えてくれているヒトに、申し訳なくなるくらい。私のことを真剣にしかってくれる先生も、そんなに労力をさかせて悲しくなってくる。

それは自己効力感に問題があるのじゃ

ふぉっふぉっふぉ。君は決してドジでも、間抜けでも、あほでも何でもない。自己効力感に問題があるのじゃ。自己効力感とは、自分が出来ているという思いのこと。物事に成功したり、誰かに褒められたときに得ることが出来るといわれている。しかし、これまで君は、ジョギングやジム通いをして、誰かに褒められたことがあるだろうか。あるいは、理想的な体型に近づくことが出来ただろうか。恐らく答えはNoじゃろう。だから、自己効力感が得られず、物事が続かなかったのじゃ。

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勘違い君も育てる自己効力感

自己効力感には4つの種類ある。

  1. 周りから見て「出来ている状態」でなおかつ、自分でも「出来ている状態」と感じているものだ。
  2. 周りから見て「出来ている状態」だが、自分では「出来ていない」と感じているもの。
  3. 周りから見て「出来ていない状態」だが、自分では「出来ている」と感じているもの。
  4. 周りからも、自分も「出来ていない」状態。

3番目は恐ろしい。自分で出来ていると思い込んでいる痛々しい奴なのじゃ。

客観的評価で自他共に「デキる奴」を目指す。

痛い奴にならないようにするために、どうしたら良いかというと、客観的な評価を取り入れることじゃ。体重が何キロになるとか、理想的な体型の写真とか。それを自他で評価する。そしてそれに近づいていれば、君は間違えなく「デキている」のだ。そうすれば、3日坊主といわれることはないじゃろう。勘違い君、三日坊主君と呼ばれないように、科学的にモチベーションを保つ方法をとりいれるのが、賢いやり方じゃぞ。

ABOUTこの記事をかいた人

救命センターの看護師。英国型のナーシングホームをやりたい。アロマなどを用いて西洋医学一辺倒ではないケアを提供することが目標。学園祭で講演会を1人で企画運営し成功させた。アトピー性皮膚炎の患者指導も研究している。